2024年6月20日(木)、土屋陽介 准教授(教育学部)が、柏市にある第一学院高等学校の1、2年生を対象に、「哲学対話」の出前授業を行いました。
同校では、毎年、「夢授業」と題して、生徒が人生や将来のキャリアについて考えたり、生きるための知恵を身につけたりするために、外部から講師を招き、職業の紹介や体験、ライフプランに関する講義を行っています。この授業では、「哲学対話」の手法を用いることで、考えることを楽しみ、意見交換をし、考えを深めること自体を目的とした体験をしました。
今回の出前授業にあたり、ご協力いただきました第一学院高等学校の教職員のみなさまに御礼申し上げます。
*第一学院高等学校は「1/1(いちぶんのいち)の教育」の想いを大切に、生徒をプラス思考に変える独自の「プラスサイクル指導」をベースとした生徒一人ひとりの「『もっともっと自分を好きになる』自分づくり」をサポートし、「社会で活躍できる人づくり」に全力で取り組んでいます〔高校のホームページより抜粋〕。
*哲学対話とは?
自分たち自身で考えた「問い」や、ふだんはあまり考えないけれど、よくよく考えてみると不思議で常識がゆさぶられるような哲学的な「疑問」について、全員で話しながらゆっくり・じっくり考えを深めていく対話の時間(授業)。
考えることを楽しみ、考えを深めること自体を目的とした対話です。