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教職深化プロジェクトの学生が開智望小学校へ授業見学に行きました

2024/11/17

 2024年11月6日(水)、教職深化プロジェクトの学生が開智望小学校を訪問し、授業見学をしました。 

 はじめに、始業前の異学年ホームの朝読書と朝の会を見学しました。教頭補佐の田中教諭がホームとクラスそれぞれの教室を比較しながら、異学年で協働するホームでの机の配置、普段の子どもたちの姿などをその都度丁寧に解説してくださいました。

 その後、清水教諭による第3学年のPYP探究「まちは変化するのか」の授業を見学しました。授業後には、PYPコーディネーターの岡村教諭から開智望小学校で行われているPYPについてのお話を伺いました。

 具体的な授業における子どもたちの姿と結びつき、主体的で探究的な学びを支える教師の授業づくりや学校づくりに関心を持つ機会となりました。

*PYP(Primary Years Programme)とは国際バカロレア教育の3歳から12歳までを対象とした、精神と身体の両方を発達させることを重視したプログラムのこと。開智望小学校では小学校1年生から5年生をPYPと位置付けている。
  • 授業は教師1人で作っているものではないということを大学の授業で学んだが、見学を通してそれを実感した。今日の授業で清水先生は「何がつながる?」「どうつながる?」と「つながり」を意識して声をかけていた。そうすると話題がどんどんつながっていった。
  • 一生懸命話をする子どもが、どんなに言葉に詰まっても、言葉が長くなってしまっても、清水先生は、全部最後まで聞いてから助言をしていた。そこで子どもたちの意思を尊重していることを感じた。
  • まちの今と昔ということが視点の授業だった。国語の『ちいちゃんのかげおくり』の話題が子どもたちから出て驚いた。これまでの学習を子ども自身が生かすことができるのは、小さい頃から探究を行なっていることが影響しているのではないか。
  • どんどん意見が出てくる子どもたち。印象的だったのは、分からない子どもがいた時に、他の子が立ってでも教えに行っている姿だった。分からない子を取り残さないで、最後まで追究する雰囲気があった。子どもたちが主体的になる要因は何なのかを考えたい。

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