埼玉県教育委員会(小学校)に内定
菊名 隆宇治さん
教育学部教育学科(初等教育専攻)
川口高等学校(埼玉県)出身
2024年3月掲載
埼玉県教育委員会(小学校)に内定
菊名 隆宇治さん
教育学部教育学科(初等教育専攻)
川口高等学校(埼玉県)出身
2024年3月掲載
もともとは他大学に行くつもりでしたが、その大学のオープンキャンパスで受かるだろうと言われていた書類選考に落選してしまい、試験翌日に開智国際大学のオープンキャンパスに参加しました。
少人数制であること、立地が良かったこと、OCスタッフの雰囲気が明るかったこと、先生たちが優しかったことが決め手となり、開智国際大学に入学を決めました。
オープンキャンパスの時に対応してくださった先生とたくさん話をして熱意を感じ、この先生がいる大学で学びたいと思いました。先生は高校生の自分に対し、うちの大学に来たら教員採用試験に合格させると言ってくれました。また、小学校の魅力も教えてくれて、教育委員会で働いていたことを聞き、この先生から学びたいと思いました。
どの先生も丁寧に細かく教えてくれて、少人数だから距離が近く、質問もしやすかったです。授業以外では、土井先生と同郷である埼玉県の話をたくさんしました。授業外でも研究室等に行ってお話ししやすかったです。
教員採用試験の大学推薦のことは、4年生になる直前のガイダンスで知りました。制度のことは知っていましたが、本学からの推薦があるとは知らなかったので、推薦をあてにしていませんでした。もっと前にしっていたらGPAを気にする学生も多くいたのではないかと思います。GPAを気にしていなかった状況ではありましたが、推薦をもらえて安心しました。根が真面目だったこと、FD委員をしていたこともあり、委員である以上真面目に授業を受けておかないといけないと思って真摯に学んでいて良かったと思いました。
推薦については学内の先生方の中で選考があり、推薦が確定したのは4月~5月頃でした。
ボランティア活動に力を入れていました。昨年9月から、地元の小学校の授業補助など、教育実習前のボランティア活動を行っています。
朝7時45分から学校に行き、50分までに担当する学年を決めて担任の先生にお願いにいき、15~16時まで一緒に活動を行います。
その日行くまでは何をするか分かりません。先生が教壇で授業をしているので、授業についていくことが難しい子どもたちを中心に、教え過ぎないようにしながら支援していました。学年を問わず、時には特別支援学級にも行きました。現在も週1回通っています。
子どもとの関わり方について、経験を積むことができました。授業で学んだことを、ボランティア活動を通して実践することができたと思います。
最初は、自分の明るい性格ややる気さえあれば何とかなると思っていました。明るく子どもの心を掴むことができれば、教員になっても何とかやれると思っていましたが、学んでいくうちに、知識があるうえで自分の良さを生かさないと意味がないということに気づくことができました。
1~2年生の時は教員採用試験向けの勉強という意味での知識を身につけることが多かったですが、3~4年生では教育の仕方や方法など、実践的な知識を身につけることができました。
いかに教員採用試験に向けて、やる気を保ちつつ頑張り続けることができるかという部分が重要だと思います。実際に子どもと触れ合ってみて、教員に向いているかどうかを判断し、教育実習を経験して向いてないと思うなら、教員採用試験に受かって教員になっても続けられないと思います。教材研究等、夜遅くまで準備しなければいけない場面もある中で、子どもたちのために頑張れるか、教育学部に入ったから仕方なくやるのかによって、教員に向いているかどうかは自分なりに見極められます。
迷ったら実践できる機会を多く持ち、自分に教員が向いているかどうか考える機会を設け、自分の目で確認して判断すれば後悔しないと思います。
夏休み期間中に先生が中心となって開講してくださいました。
8月は1か月間、平日の1限から4限までの時間に開講され、お盆期間中も休まず開講してくださいました。受験する自治体ごとに集まって行い、面接、小論文を中心に対策しました。小論文は埼玉県の過去問や、先生からいただいたテーマについて、自分で10回くらい書きました。書いた小論文を添削してもらい、フィードバックしていただくことの繰り返しでした。
集団討論がある自治体を受験する学生で集まって、先生からテーマをもらって練習しました。埼玉県の集団討論の時期は、千葉県を受験した学生が試験を終えていたので、討論に参加してもらったりして練習しました。
面接対策では1:1で何回も面接をしてもらい、ほかの学生が面接練習している時間は過去に出された面接の質問を調べて対策を練ったりしていました。
基本的には自由参加でいつ帰ってもいいというスタンスの講座でしたが、自分は最初から最後まで毎日参加していていました。
週に1回はレクリエーションをしたいと思っています。いじめ0、不登校0のクラスを作ることが目標です。難しいことだと思いますが、教員は、いじめや不登校を減らしていく努力はし続けなければいけないと考えています。不登校の子どもの気持ちも分かるからこそ、学校の楽しさを伝えられるような先生になりたいです。子どもたちの居場所となるような学級を作りたいです。そのためには、教師側が子どもたちの特徴や人間関係等を常に見ておかなければいけないと思います。見えない部分もあるかと思いますが、常に情報収集をして、子どもたちの空気の変化に敏感に気づく必要があると思います。レクリエーションもそのための手段として行いたいと考えています。楽しいことをしている時に子どもの感情が出やすいと思うので、遊んでいる時に感じる子どもの変化に気づける教員になりたいです。普段の挨拶の仕方や表情から、少しの変化にも気づける教員を目指しています。
開智国際大学には、「少人数制教育」や「先生方の熱意」など、皆さんが教師になるために必要なサポート体制や支援が整っています。この環境を、自分で利用・活用できるやる気のある学生、本気で先生になりたいという方は、ぜひ開智国際大学に来てください!
※2024年3月時点の内容です