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交換留学生インタビュー/顧 菁さん


本学は国内外の複数の大学と大学間交流協定を結んでおり、なかでも中国の蘇州大学は、最も活発に交流してきた提携校の一つです。2019年9月から1年間、本学へ交換留学している顧 菁(コ セイ)さんにインタビューしました。

顧 菁(コ セイ)さん
蘇州大学文正学院より国際教養学部に1年間留学
留学期間:2019年9月~2020年8月


―留学を決めたきっかけは何ですか?
 大学に入学する前から日本に興味があり、蘇州大学文正学院で日本語を学んでいます。大学の先輩たちも日本留学を経験した人が多く、その経験談をたくさん聞いていたので、自分も実際に日本で大学生活を送ってみたいと思いました。
―1年間の留学はどうでしたか?
 中国とのさまざまな違いに驚きました。蘇州大学は学生全員が大学内の寮で生活している大規模な学校で、授業も教授が学生に向かって話すスタイルです。一方、開智国際大学は小規模で、学生同士話し合って学ぶ授業が多かったのが印象的でした。少人数のゼミナールも、中国にはないものです。
学生が自分たちで学園祭(柏学祭)を企画・運営することにも驚きました。私もゼミナールの企画で参加したのですが、本当に最初の計画から始めて、準備やチラシの配布、片付けまですべてを行いました。中国の学園祭は学校が実施し、参加者も招待された有名人や卒業生が中心です。授業や生活の中で、多くの文化の違いを感じた1年間でした。
―留学期間中の思い出を教えてください
 大学での一番の思い出は、ゼミナールのクラスメイトと柏学祭でゲーム屋を出店したことです。椅子取りゲーム、スプーンゲーム、目隠しゲームの3つのゲームができる店で、買い出しなどの準備が大変でしたが、中国にはない経験ができて嬉しかったです。
プライベートでの思い出は鎌倉へ行ったことです。ハンガリーの大学からの交換留学生の友人と一緒に、海沿いの美しい街を散策しました。時間が足りず、江ノ島にあまり滞在できなかったので、また機会があれば出かけたいと思います。
―蘇州大学(文正学院)のPRをお願いします。
 蘇州大学文正学院は蘇州の国際教育園にあり、経済学部、法政学部、外国語学部を含む12学部を有しています。学校の中で一番有名な場所はプリツカー賞受賞者の王樹が設計した図書館です。図書館の北側には山、南側には湖があり、中国の伝統文化「山」と「水」の概念を巧みに融合しています。デジタルセンター、学生活動センター、芸術センター、理工実験センターなどの学習環境も充実していて、食堂も2つあります。ここで全国各地の美味しいものが食べられてとても幸せです。ちなみに、私が一番好きなのは「焼きアヒルの茶漬け」です。
とても素敵な環境なので、開智国際大学の皆さんもぜひ蘇州大学文正学院で勉強して、中国との文化の違いを楽しんでほしいです。

本学の学生も蘇州大学への交換留学(半年間もしくは1年間)や短期留学のプログラム(4週間程度)に参加することができますので、興味のある学生は国際交流センターまで問い合わせてください。

国名(地域) 中国(蘇州)
大学名 Wenzheng college of Soochow University(蘇州大学文正学院)
所在地 江苏省苏州市吴中区吴中大道1188号
HP http://www.sdwz.cn/(外部サイト)
プログラム 長期留学(半期もしくは1年間)、短期語学研修
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