Faculty of International Liberal Arts
国際教養学部で身につく6つの力
私たちの生活、社会、世界は、いま目まぐるしく変化しています。
この大きな転換期を生きるために必要なのは、自ら学び、自ら考え、自分の責任で行動する力。
国際教養学部の学びを通して、卒業後、社会で、世界で活躍するための力を身につけましょう。
私たちの生活、社会、世界は、いま目まぐるしく変化しています。この大きな転換期を生きるために必要なのは、自ら学び、自ら考え、自分の責任で行動する力。国際教養学部の学びを通して、卒業後、社会で、世界で活躍するための力を身につけましょう。
具体的な目標はこちらを参照してください。
4年間の学び
国際教養学部の学びの特色は、興味があることを自分で選んで、自由に履修できるカリキュラム。
卒業126単位のうち、78単位分の授業が自由に選択可能です。土台となる教養教育との連携で、専門科目の学びがより深まります。
国際教養学部では、多彩な専門科目を、授業を選択する際の目安として、カテゴリー別に4つの科目群に分類しています。コース制とは異なり、特定の科目群に属するというものではありません。ひとつの科目群を中心に選択することも、複数の科目群から興味のある授業を選択することも可能です。
学生の声
S.Y はじめは幅広く学んで、そこから興味を広げていけるのが国際教養学部 の 魅力かなと思います。自分の興味・関心に合わせて、どんな授業を選択するか自由に選ぶことができます。
S.W もともといろいろなことに興味が あったので、幅広い分野の授業で視野を 広げられたのは良かったです。1年生の時 は資格試験の勉強をしたくて、なるべく 勉強時間をとれるように自分なりに工夫して時間割を組んでいました。
S.Y いまはメディアやサブ・カルチャー を研究するゼミナールに所属していますが、サブ・カルチャーに興味を持ったのは、 2年生の時に受講した授業がきっかけです。こうやって興味のある分野が絞られてきた後も、実は1・2年次に学んだ他分 野の学びが活きることがあるんですよ!
S.W 例えば私は、卒業研究として『美女と野獣』と社会のつながりをテーマにし ているのですが、社会学や世界の文化に関する授業がとても役立っています。
S.Y 私も社会経済と腐女子の関係をテーマにしているので、経済学など、他分野の知識が必要です。異なる分野の学びを掛 け合わせて研究を深めていけるのは、国際教養学部ならではの面白さだと思います。
S.W どんな科目を履修するか迷ったときは、先生も友人も親身に相談に乗ってくれます。ゼミナールでもフォローして くれて、私たちの所属している北浦ゼミでは、年度初めに4年生が3年生の履修相 談をしました。就職活動と重なる時期など、先輩の実体験に基づいたアドバイスが聞けますよ。
左/S.Wさん(4年生) 右/S.Yさん(4年生)
※学年はインタビュー当時のものです
世界で学ぶ
海外研修
国際教養学部では、1 年次に1週間の海外研修を予定しています。
この研修は、語学力の向上だけでなく、世界が直面する課題に向き合い、問題の背景や解決方法を探る想像力、実践力を養うことを目的としています。
■研修先:フィリピン・マレーシア(予定)
■ 目標:
現地社会の人々と英語でコミュニケーションをとることにより、知見を広める。社会問題の生じている現場での人々との交流を通して、問題の背景や解決法を探る
■日程:8月~9月頃(1週間)
■研修内容<参考>:
マンツーマン英語レッスン、グループ英語レッスン、SDGsツアー(土日)
学生Interview A.I [2年生](研修参加時)
この研修を通して、挑戦力がつきました。初めは、 思ったようにクラスメイトや先生と、 苦手な英語でのコミュニケーションをとれずに歯がゆい思いをしました。
しかし、ほとんど英語しか使うことが出来ない、 英語漬けの毎日を送っていく中で、「とにかく話そう。間違っても自分の意思や考え、気持ちを伝えよう」と失敗を恐れずに立ち向かうようになりました。そういった姿勢をとるようになると、驚くことに会話が続くようになります。相手も私も、 楽しく会話をしていると感じることができ、友達もできて話すことが怖くなくなりました。自分から現地の人に話しかけることもできるようになり、自分の変化に私自身が一番驚いています。
留学制度
提携している海外・国内の大学への留学は「休学」ではありません。留学先で取得した単位が本学の卒業単位に認定されるので、4年間で卒業することが可能です。
また、交換留学の際は、開智国際大学の授業料を支払うことで、留学先の授業料は必要ありません。
教員紹介
鳥越 淳一
(学部長/教授)
鳥越 淳一
(学部長/教授)
―Professor’s Voice―国際教養って何だろう?
近年グローバル化や技術革新に伴って、さまざまなことが目まぐるしく変わっています。新しいものが次から次へと生まれ、手にしたものはすぐに旧型になってしまいます。知識はデータ化され、かつてないほどの情報を短時間で扱うことが求められています。AIの進歩は凄まじく、数年後、今ある仕事の一部はAIに取って代わられているかもしれません。ネットを通じて簡単に人とつながれるようになりましたが、内閣官房の最新の調査結果によるとSNSやアプリを使いこなしているはずの20代の若者が最も孤独感を感じているようです。時代の変化のスピードに私たちはついていけているのでしょうか。いや、そもそもスピードという単位で私たちの生き方を測ろうとすることは妥当なのでしょうか。
国際教養学部では、生き方そのものに焦点を当てています。知識を増やすことよりも、知識を使えることを目指しており、幅広い専門分野の教員が、多様な価値観を、機械的にではなく、学生との“つながり”の中で教えています。時代に生かされるのではなく、時代を生きる力を学生には養ってもらいたいと考えています。
キャリア教育
学生が自立し、主体的な進路選択ができるように、一人ひとりを1年次からしっかりサポートします。
マンツーマンで個別の就職支援を行うキャリアセンターと、授業やゼミナールを通した教員による両輪のサポートで、自分らしい進路を実現しましょう。