閉じる

授業「インターンシップ」インタビュー

開智国際大学では3年生を対象に、キャリア教育の一環として「インターンシップ」という授業を設けています。この授業ではビジネスマナーの基本を身に付けるほか、夏休みを利用してインターンシップ(実習)に参加します。
このインターンシップを体験してきた学生4名にインタビューしました。

 

実習先/
日本企画株式会社
専門的な知識はまだまだ足りないけれど、「分からないことはすぐ調べる」という自分の強みに気付けた。

小池 亮介さん(国際教養学部3年)
インタビューはこちら>

 

実習先/
第一勧業信用組合
伝え方よりも「伝える内容」。専門知識とスキルを身に着けて、中身のある話ができる社会人になりたい。

NGUYEN BUI THI NHUNGさん(国際教養学部3年)
インタビューはこちら>

 

実習先/
株式会社協同工芸社
企画会議の中で学んだ「相手を否定せず、考えを発展させる」こと。どんな職業に就いても、実践したい。

関部 なな宝さん(国際教養学部3年)
インタビューはこちら>

 

実習先/
株式会社オールフロンティア
日本人学生しかいない中でも、自分から積極的に話すことができた。この力を活かせる仕事を見つけたい。

NGUYEN NGOC TUさん(国際教養学部3年)
インタビューはこちら>

小池 亮介 さん
国際教養学部3年
実習先/日本企画株式会社

-「インターンシップ」の授業を受講した理由は?
就職活動の準備ができればと考え、この授業を受講しました。
もともとIT業界に興味があったのですが、なかでも日本企画株式会社のインターンシップに参加したのは、社風に興味を持ったからです。IT企業であるにもかかわらず、農業や掃除を業務(人材育成)の一環として行っていることを知り、実際に職場の雰囲気を体験してみたいと思いました。

-インターンシップに参加して良かったことを教えてください。
一つは、IT企業に対して漠然と抱いていたイメージが具体的になったことです。“黙々とプログラミングする静かな職場”という印象があったのですが、SE(システムエンジニア)の仕事は営業的な側面も強く、資料作成やプレゼン能力・社内外との調整力が求められます。今回のインターンシップで、業界・職種への理解が深まりました。
もう一つは、自分の強みに気付けたことです。知識不足を痛感する場面が多かったのですが、そんな中、社員の方から「“分からないことを自分ですぐ調べる姿勢”はこの業界に向いている」と声をかけていただきました。意識していなかった自分の良さを知ることができ、貴重な経験になりました。

-これからこの授業を受講する後輩へ向けてメッセージをお願いします。
インターンシップは、”社会人”を体験できるチャンスです。大学生活とのギャップを感じることも多く、思いがけないさまざまな気付きを得ることができるので、ぜひ学生のうちに経験してください。

一覧へ戻る>

NGUYEN BUI THI NHUNG さん
国際教養学部3年
実習先/第一勧業信用組合

-「インターンシップ」の授業を受講した理由は?
私は卒業後、日本で就職したいと考えています。「インターンシップ」の授業で日本のビジネスマナー等について学べたことは、とても役に立ちました。
第一勧業信用組合のインターンシップに参加を決めたのは、金融業に関心があったからです。実際の業務を知り、本当に自分の興味にあっているのかを確認したいと思いました。

-インターンシップで印象に残ったことを教えてください。
5日間のインターンシップで融資や決算に関する勉強、支店見学、営業など、さまざまな業務を体験しました。特に大変だったのは、営業等で取引先と対面する業務です。限られた時間の中で、しっかりと必要な内容を伝え、さらに相手からの質問にも適切に回答しなければなりません。それには日本語力も大切ですが、何よりも、深い金融知識が必要だと感じました。私はベトナムで会計学を学び、現在もビジネスを中心に学んでいます。この自分の強みを活かし、「伝える内容」を充実させていきたいと思いました。

-これからこの授業を受講する後輩へ向けてメッセージをお願いします。
私は金融業のほかに小売業にも興味を持っていて、今後も複数のインターンシップに参加する予定でいます。自分とその職種との相性が合うか、実際に体験してみなければ分からないことが多くあります。1か所だけに決めてしまうのではなく、複数の業界・より多くのインターンシップに参加してみることをおすすめします。

一覧へ戻る>

関部 なな宝 さん
国際教養学部3年
実習先/株式会社協同工芸社

-「インターンシップ」の授業を受講した理由は?
”就職活動って何をすれば良いんだろう?”と、漠然とした不安を感じていたからです。この授業を通して、就職活動の具体的なイメージを掴むことができました。
もともと企画の仕事に興味があり、株式会社協同工芸社のインターンシップに参加しました。ホームページの社員紹介が充実していて、良い雰囲気が伝わってきたのが印象的でした。

-インターンシップを通して学んだことを教えてください。
今回のインターンシップは、”野球のファンミーティングを開催し、ファンの声を元にした商品企画を行う”というものでした。商品企画のためにディスカッションする機会が多かったのですが、他の参加者の知識の豊富さと、次々に意見が出ることに驚きました。特に印象的だったのは、「相手を否定しないこと」「他者の意見をもとに自分の考えを発展させること」というルール。私の中で「会議」はもっと殺伐としたイメージだったのですが、とても和やかで、かつ発展的な話し合いになりました。反省点は、考えることに精一杯で、周囲に伝える力が足りなかったことです。この学びを、今後どんな職業に就いても実践していきたいです。

-これからこの授業を受講する後輩へ向けてメッセージをお願いします。
エントリーシートを添削してくれたり、ビジネスマナーを学べたり、とても面倒見の良い授業です。一方で、休んだり、提出物を忘れたりすると、後れをとってしまいます。基本的なことにしっかり取り組んで、授業をしっかり活用してください。

一覧へ戻る>

NGUYEN NGOC TU さん
国際教養学部3年
実習先/株式会社オールフロンティア

-「インターンシップ」の授業を受講した理由を教えてください。
卒業後日本で就職するために、さまざまな企業を知りたいと考え、インターンシップの授業を受講しました。私は留学生なので、「日本のビジネスマナー」や「ビジネス日本語」を知りたいと思ったのも、理由の一つです。
オールフロンティアに興味を持ったのは、変化の多い現代、多彩な事業展開をする”多角経営型企業”が強いのではないかと考えたからです。

-インターンシップを通して学んだことを教えてください
留学生の募集がないインターンシップも多く、苦労しました。その中でも、合同インターンシップ説明会に参加して情報を集めるなど、自ら積極的に動くことができたのは、自分の強みだと感じました。留学生が周囲に一人もいないグループディスカッションでも、日本人の参加者と積極的にコミュニケーションをとることができました。
一方で不足していると感じたのは、日本語力と知識です。日本語で日常の会話ができても、業界の専門知識やビジネス用語の語彙力がなければ、言葉が続きません。これは今後の課題です。

-これからこの授業を受講する後輩へ向けてメッセージをお願いします。
インターンシップには時間や交通費が必要ですし、就職に直結しない場合もあります。しかし、本当に自分に合った職場かどうかを知ることができ、日本の社会人としての経験を積むことができる場でもあります。大変なこともありますが、ぜひ参加してほしいです。

一覧へ戻る>

Return to Top ▲Return to Top ▲