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【教職課程】併設校見学と後期インターンシップ・キックオフ・ミーティングを実施

2017/9/6

2017年9月4日(月)、本学の併設校である開智日本橋学園中学校・高等学校において、併設校見学および後期インターンシップ・キックオフ・ミーティングが実施されました。
本学では、教職課程を履修している2年生以上の学生のために毎年9月に併設校見学を行ってきましたが、今年度は、後期からインターンシップを始める教育学部の1年生のためのキックオフ・ミーティングも同時に開催。リベラルアーツ学部の学生(2年生と3年生の3名)と教育学部の学生(1年生4名)が一緒に参加し、実り多い時間をすごすことが出来ました。

今回の併設校見学・キックオフ・ミーティングでは、最初に校長の一円尚先生による講話がありました。2045年には人工知能が人間の知能を超え、人間が携わる仕事が変化するとされている現在、このような厳しい時代を生き抜くことができる人材の育成のために、「ICT」や「探究型学習」、「コミュニケーション能力育成」、「使える英語力」に力点を置く新たな教育が必要とされているという一円先生の講話は、非常に大きな説得力をもって学生たちの心を捉えたようです。
一円先生の講話に引き続き、副校長の宗像諭先生がガイダンスを行ってくださり、インターンシップ生に期待される「授業力」「対応力」「社会人としての姿勢」について話されました。その中でも、特に、「授業空間の作り方」や「新しい学びの授業」に関する具体的なお話は、インターンシップ生が「大学生」ではなく「先生・大人」として見做されるという心構えに関するお話とともに、授業見学の導入としてとてもふさわしいものでした。
 
ガイダンスの後、学生たちはそれぞれの専門領域や関心に合致する授業を自由に見学させていただきました。先生方が生徒たちとの友好な関係性を維持しながら行っている多様な探究型の授業や、対話を交えた講義型の授業、そして、英語でプレゼンテーションを行う中学1年生の授業など、一円先生の講話や宗像先生のガイダンスで話されていた教育が様々な形で実践されている様子を見学することができました。

授業見学の後には再びガイダンスが行われ、宗像先生から教師を志す学生たちに向けて温かい言葉が贈られました。そして最後に、教育学部の学生のためのインターンシップの概要説明およびインターンシップ生とメンターの先生方の顔合わせが行われました。
新しい教育を実践している併設校における今回のプログラムは、それに参加した学生たちが、これからの教育のありかたや、教員に必要とされる様々な資質、そして、教員になるということの意味そのものをも改めて考えるきっかけとなる、非常に有益な機会となりました。

 

 

※平成30年度より「日本橋女学館高等学校」から「開智日本橋学園高等学校」に校名を変更

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